私立中高一貫校 こんなところー男子校 息子の通っていた学校②
こんにちは。 ハロルドです。
息子の通っていた学校の話で、前回の続きです。
目次
クラス編成について
中学生は成績別のクラス編成をしていませんでしたが、高校からは特進クラスを設けていました。特進クラスは希望制ですが基本的には成績順で、国公立の受験を希望する生徒が対象でした。
特進クラスの他は普通クラスで、文系受験組と理系受験組が混在していました。
文系と理系でクラス分けする学校が多い中、なぜ分けないのかなと思っていましたが、
文系であっても選択科目はそれぞれ違っていて結局は選択する授業の教室に移動し、クラスはバラバラになるので別に文系の生徒だけのクラスにまとめなくても弊害はなかったと思います。
ただ、クラス全員が国公立志望や文系志望、理系志望という環境にした方がモチベーションが上がるという効果もあるとは思いますが。
カリキュラム等
中学生は国から支給された無償の教科書を使っていました。
難関校が使用する体系数学やプログレス(英語)は使っていませんでした。
息子の通っていた学校は中堅校だったので公立中学と同じ教科書でちょうどよかったのではないかと思います。難しい教科書を使ってもついていけない生徒が多いのでは本末転倒です。基本をしっかりやったほうがいいと思います。
だいたいの学校は高校2年生から受験のため文系と理系の授業選択をさせますが、ここの学校は3年生までみんな同じ授業でした。高校3年生から選択授業で理系、文系に分けて受験対策をしていました。
2年生から文系、理系の選択をした方がいいのか3年生でもよかったのか正直、どちらがよかったのかわかりません。
進路指導について
中高一貫生はほとんどが4年制大学希望です。
娘の学校もそうでしたが、息子の学校も担任の先生は受験校に関して細かく口出ししませんでした。模試を強制的に受けさせたり予備校の情報を使ったりして合否の判定などはしていました。
志望の学校や日程を細かく書いて提出させてはいましたが、それについての面談などは特になかったように思います。とにかく好きに受験させていました。
男子校ということもあって、はじめから浪人覚悟の生徒も多かったからでしょうか。
試験当日、センター試験の会場に先生が激励のため門の前で生徒を待っていて、使い捨てカイロとチョコレートを手渡してくれたと聞いて胸が熱くなりました。
自由にさせているようでいつも見守っているところがここの学校のいいところです。
難関校ではないですが、いい先生との出会いは何物にも代えがたいものです。
読んでくださってありがとうございました。
息子は中高に通っているときはなんとも思わなかったそうですが、
今になってみれば高校生に戻りたいらしいです。