中学受験 偏差値のいい中学校に入ると未来は明るいのか?
こんにちは。ハロルドです。
中学受験を考えたとき、やはり、偏差値のいい学校に入ってくれればいいなあと思いますよね?
では単に偏差値のいい学校に入ればそれでいいのでしょうか?
目次
どうして偏差値のいい学校にこだわるのか?
それはいい大学に入れる可能性が高いからです。
高校の進学状況を見るとわかるのですが、やはり難関校の卒業生は国公立、早慶上智、MARCH等の大学に入学している人数が多いです。さらに医学部や薬学部、歯学部への進学者も多いです。
これを見るとやはり偏差値の高い学校に入らないといい大学は無理かな?と思ってしまいます。
ただ、偏差値の高くない中堅の中学でも国公立や難関大学に合格者を出しているので、絶対ムリというわけではありません。
しかし、中堅中学の進学実績を作りだしているのは特進クラスの生徒が多いというのは事実です。特進クラスに在籍している生徒は上位の中学の受験に失敗して滑り止めとして中堅校に入学してきた子がほとんどなので、もともと成績は良かったんだと思います。
偏差値の高い学校には志の高い生徒が集まって来る?
確かに難関大学に行こうという生徒が多いと思います。
そういう生徒が周りにいると刺激を受けたり、感化されたりしていい影響が出ることは確かです。クラスの大多数が難関大学を受験しようと同じ目標にみんなが向かっていくのでいい方向に流されやすいと思います。
とにかく難関大学に入れたい学校の思惑
進学実績で有名大学に多数合格者を出す→中学の志願者が増える→成績のいい生徒が入学する→偏差値が上がる→難関大学に多数の合格者が出る...
このようなスパイラルが出来上がって学校の名声も上がります。
ただし、これは学校側のメリットであってどの学部でもいいから難関大学に入るというのは方向がずれているのではないでしょうか?
どんな勉強をしたいかということを真剣に考えるということは将来どういう仕事につくかということに繋がるので学部や学科から志望校を選んでいくべきでしょう。
大学でどういう研究、勉強がしたいか?
これを見つけるのはなかなか難しいです。
一昔前なら、学部や勉強してきたことなんて関係なしに入社できましたから。
今の就職試験で「部活してました」とか「バイトばっかりしてました」では間違いなく
落とされるでしょう。大学での成績や研究内容も細かく聞かれると言われてますからとりあえず難関大学に入学したものの学校の授業に興味がないなんてことになったら就活で勝ち残ることはできないです。
まとめ
- 偏差値の高い中学に入ると難関大学に入ろうと考えてる生徒が多く、いい影響を受けやすい。
- 将来のことややりたいことを考える前にとりあえず有名大学に進学しようというのは考えもの
- 今の就活は有名大学のネームバリューだけでは通用しない
- 中高ではどういう方向に将来いきたいかみつけられたらいい
読んでくださってありがとうございました。
いい大学に入ればそれでいいのかということですが、いい大学に入学して将来の自分の道を見つけられたら一番いいですよね。